【試掘】
※立坑掘削前に埋設管(ガス・水道等)の位置や深さ、障害物の有無を確認する為に行います。
【観測井戸設置】
※補助地盤改良(薬液注入)時に地下水の水質を監視する為に各立坑位置から10m以内に設置します。
設置位置図※青点:観測井戸設置位置
削孔状況
ストレーナー管(塩ビ管φ50)
所定の深度まで削孔後、差し込みます。
【立坑設置】
※当作業では下記施工手順⑤の仮説ケーシング撤去までになります。後日、溜まっている水を排出します。
ケーシング建込(φ2000)
掘削状況
【薬液注入】
※当地区は水位が高く、土質は主に細砂で構成されています。その為、掘進時には切羽の崩壊および地盤の緩みが想定されるのでその防止と発進および到達坑口部を防護する目的で行います。
薬液注入状況
設備及び注入剤(水ガラス・硬化剤2種類)
立坑付近断面図
施工手順
【小口径管推進工法】
地下にトンネル状に掘削した穴に管を通して開削せずに管路を繋げる非開削工法である。管のφ700㎜以下のものを特に「小口径管推進工法」と呼び、主に下水道工事にて使用される。
《使用工法》
・エンビライナー工法(泥土圧式1工程)
エンビライナーはVU塩ビ管を一工程で施工する推進装置です。
ジャッキングによる埋設管の破壊がなく、施工後の実態調査でも管渠の水密性は保持され沈下、浮き上がりなどの経年変化は認めれらないという良好な結果が得られています。また掘削添加材とピンチ弁を使用することにより泥土圧方式にも対応し、滞水砂層での施工が可能になりました。
エンビライナーは、上下水道工事、農業用水路、電信・電話線布設など、さまざまな非開削工法で使用されいます。
・先導管
・推進機
・施工状況
・管理装置画面
・施工完了
・アンクルモールV工法(泥水圧式1工程)
アンクルモール V工法は、アンクルモール工法の特長をそのまま生かし、且つ小型の円形発進立坑より推進を可能にした低耐荷力方式泥水式(一工程式)推進工法である。したがって硬質塩化ビニル管の内側に推力管(推進力伝達ロッド)を抱含する。この推力管により元押装置からの推力を掘進機に伝達する。その他、以下の特徴があげられる。
・ 1スパン80m以上の推進が可能です。(土質条件による)
・ 軟弱地盤から滞水砂礫層及び軟岩までの幅広い土質に対応しています。
・ 方向修正誘導装置を標準装備してあり、高い施工精度が得られます。
・先導管
・操作盤
・プラント設備
【マンホール設置工】
・設置前
・底版設置
・躯体設置
・直壁設置
・斜壁設置
・鉄蓋受枠設置
・完了